リアウイング
リアウイングは車両後方上部に取り付けられ空力装置。翼断面は飛行機と同じ揚力が発生するような形状だが反対向きに装着されている。上方を通過する気流と下方を通過する気流の速度差によってダウンフォースを発生させる。WRCラリーレース等では、ダートのジャンプコーナーで大きくジャンプしたときの接地性能に大きく影響する。リアウイングがないと、頭から突っ込んでクルマが大破することがあり、重要な空力部品となっている。市場ではスポーツ性を演出する目的に装着される。
類似品のリアスポイラーはボデイ後端に直接装着される空力部品で、気流をはねあげるような形状になっている。それにより、車体をつたわった気流でダウンフォースを得る。空力原理は異なるが目的は同じ。
サイズ
500㎜~2000㎜
材質
PPポリプロピレン樹脂(繊維強化)
工法
射出成形→塗装