鋳鉄部品一覧

鋳鋼SC

鋳造ラインを使用し、鋼材の組成を溶融させて、製造するが、一般的な鋳鉄ではなく鋼の性質を持つ。鋳鉄より伸び(展延性)と引張強さ(強度)が大きいが、鍛造鋼よりはもろい。 また、鋳鉄では不可能な溶接ができる。 工程ではランナーから切り離すためには...

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ダクタイル鋳鉄FCD(球状黒鉛鋳鉄)

自動車部品等で多用される強度アップ材。 鋳造する直前に溶湯に球状化剤(Si-Mg-Ca-希土類金属)を加えて、組織中の黒鉛の形を球状にする。これによりねずみ鋳鉄の欠点である強度、靭性(粘り強さ)を改良した鋳鉄となる。鋳放しのままでも鋼に近い...

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ねずみ鋳鉄FC(片状黒鉛鋳鉄)

組織中の黒鉛の形は片状で摺動性と減衰性に優れる。反面、強度が弱く靭性に乏しいため、耐久強度に劣る。 鋳鉄は炭素量が格段に多い炭素合金。炭素含有率は一般に2.5~3.5%の炭素を含む。鋼材より溶融温度が低く鋳造しやすい。この組成の鋳鉄を溶融さ...

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重力鋳造部品とは

紀元前から行われている鋳造法で、砂で製作した型に溶融金属を流し込み成型する。長所は鋳造中の圧力が低く、砂中子が使用できるため、中空など複雑な形状に対応できる。 構成 ねずみ鋳鉄FC、ダクタイル鋳鉄FCD、鋳鋼(炭素鋼、合金鋼)...

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鋳鉄材質

よく使用される材質 材質 ねずみ鋳鉄 片状黒鉛鋳鉄 ダクタイル鋳鉄 球状黒鉛鋳鉄 鋳鋼 FC250 FCD450-10 SC450 成分 C3...

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シェルモールド鋳造部品

精密鋳物(美肌)には、ロストワックス法に加えてシェルモールド法がある。 シェルモールド法はフェノール樹脂を添加した砂(RCS:レジンコーテッドサンド)製の薄い殻状の鋳型(雌型)を使用する鋳造法。シェル鋳型だけでは溶湯圧に耐えられない...

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チルド鋳鉄部品

表面のみ高硬度化したFC片状黒鉛鋳鉄。表層に冷やし金を接して鋳鉄溶湯を凝固急冷させて作る。 硬いセメンタイト(鉄と炭素との化合物Fe3C)を多く析出させ る白銑化(チル化)を行い高硬度化する。 自動車用鋳物部品では、カムシャフ...

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ロストワックス鋳造部品

ロストワックス(LOST WAX) 。 ワックス(ロウ)で出来た雄型をセラミックで覆って焼き固める。加熱すると、模型の蝋は溶けて流出するので、流出後の空間を鋳型(雌型)とする鋳造法。 複雑な形状を高い寸法精度、高強度で作ること...

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重力鋳造部品

紀元前から行われている鋳造法で、砂で製作した型に溶融金属を流し込み成型する。長所は鋳造中の圧力が低く、砂中子が使用できるため、中空など複雑な形状に対応できる。 構成 ねずみ鋳鉄FC、ダクタイル鋳鉄FCD、鋳鋼(炭素鋼、合金鋼)...

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鋳鉄部品

材料を溶かして型に入れ固める工法。複雑な形状の鋼材を使用する。工法は重力鋳造法と、ロストワックス鋳造法がある。 ■重力鋳造法 砂型重力鋳造。 紀元前から行われている鋳造法で、砂で製作した型に溶融金属を流し込み成型する。長所は鋳造中の圧力が低...

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