シェルモールド鋳造部品

精密鋳物(美肌)には、ロストワックス法に加えてシェルモールド法がある。

シェルモールド法はフェノール樹脂を添加した砂(RCS:レジンコーテッドサンド)製の薄い殻状の鋳型(雌型)を使用する鋳造法。シェル鋳型だけでは溶湯圧に耐えられないためこれを鋳枠に収め、周囲に粗い砂で補強し鋳型(雌型)とする。型に使用したフェノール樹脂は鋳造時の溶湯熱により崩壊する。

サイズ

50㎜~500㎜

材質

ねずみ鋳鉄FC、ダクタイル鋳鉄FCD、鋳鋼(炭素鋼、合金鋼)、アルミ合金など

工法

<砂型制作>

成形機→金型セット→金型加熱→ 砂吹込み(→反転→砂落とし) →成型→焼成→型割→取出し→バリ取り→塗型→乾燥

<製品鋳造>

シェル型セット→注湯→凝固冷却→型ばらし→仕上げ→熱処理→ショットブラスト→検査

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