ドライバーエアバッグモジュール
運転席における乗員保護のためのエアバッグ。ステアリングホイールから展開し、胸部、頭部の保護をする。
モジュールは、ステアリングホイールに装着され、部品はエアバッグとガスを発生膨張させるインフレーター、ステアリングは回転するためステアリングロールコネクターで構成され、システムはさらに衝突を感知するセンサー、エアバッグECUが別置きに衝突を検知しやすい位置に配置される。
搭載性向上の目的でセンサーがドライバーエアバッグモジュールに組み込まれたものもある。センサーの種類は電子回路を使わずに内蔵した鋼球で作動する全機械式が多い。
作動は車両の衝突を感知したセンサーからの信号がエアバッグECUを経由して、インフレーター（ガス発生装置）を点火させ、発生したガスにより瞬時にバッグをふくらませる。衝突感知速度は約20㎞/hで、約0.03秒後にエアバッグがふくらみ、約0.2秒で収縮する。
画像はZF TRW Automotive製乗員安全システム。
サイズ
500㎜～1000㎜
構成
（モジュール）エアバッグ、インフレーター、ステアリングロールコネクター
（システム）モジュール、
2系統センサー（セーフィングセンサー、トンネルセンサー）、
エアバッグECU
