内装スイッチとは

内装スイッチとは

車両の車室側に装着されるスイッチの総称。コンビネーションスイッチは左右2本のレバーがあり、ターンシグナルレバー、ワイパーレバーに分かれている。それぞれ上下に操作して使用する。

ターンシグナルレバーはステアリングを戻すと自動でニュートラルに戻り、ロータリースイッチ式の照明スイッチ、フォグランプスイッチなどが付属されている。ワイパーレバーにはウオッシャースイッチとリアワイパースイッチなどが付属されている。

オートクルーズスイッチは3本目のレバーとして追加されることが多い。その他、ステアリングにスイッチが装着されたステアリングスイッチもある。ステアリングから手を離さずに使用できる点で利便性と安全性が高い。背面のパドルスイッチの場合はギアチェンジで使用する。前面の押しボタンの場合はオーディオスイッチが組み込まれることが多い。

パワーウインドウのスイッチは過去に子供の頭や指が挟まれる事故が多発し、挟み込み防止機構が組み込まれ、改良された。

ハザードスイッチ、リアデフォッガースイッチは押すとONの状態が保持されるプッシュロックスイッチとなっている。リアデフォッガースイッチはバッテリー上がりを防ぐためタイマーが内蔵され時間が経過すると切れる仕様が多い。

近年はオーディオやナビゲーションのスイッチにタッチパネルが採用される事例があるが、走行中にスイッチのセレクトが難しく危険なため、注意を要する。

画像は東海理化製レクサスLS用スイッチ類 。

サイズ

30㎜~400㎜

構成

ステアリングまわり

コンビネーションスイッチ(ターンシグナルスイッチ、ワイパースイッチ、照明スイッチ、フォグランプスイッチ、ウオッシャースイッチ、オートクルーズコントロールスイッチ)ステアリングスイッチ、

インストまわり

ハザードスイッチ、リアデフォッガースイッチ、ミラーコントロールスイッチ、

コンソール、ドアまわり

パワーウインドスイッチ、ドアアームレストスイッチ、

その他

パワーシートスイッチ、サンルーフスイッチ

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