パワーウインドスイッチ
パワーウインドウ開閉のためのスイッチ。全窓の集中制御のスイッチはセンターコンソールか運転席ドアアームレストに配置される。助手席と後席には各席用の昇降スイッチが設けられる。
また、運転席の窓のみは、ワンタッチで全開または全閉まで窓が昇降する自動昇降機能が設けられる。
スイッチ接点はパワーウインドウモーターの直接制御方式と、パワーウインドウモーターの電子制御ECUを制御する信号式の2種類がある。
過去に子供の頭や指が挟まれる事故が多発し、挟み込みを検知して作動を停止したり、戻したりする安全機構が組み込まれ改良された。
オープンカーやサッシュレスカーでは、ガラス窓をモールに挟み込んで防水する構造が多いため、ドアを開けると自動でウインドウが数センチ下がる機構が組み込まれている。
また。非常用の機能として、電源が供給される状況では、水没事故等でも窓を開けられるように、防水仕様となっている。
画像は東海理化電機製作所製パワーウインドウスイッチ。
サイズ
30㎜~200㎜
構成
スイッチ、接点、電子基板、コネクター
材質
ABS樹脂(耐熱グレード)など
工法
射出成形