オートクルーズコントロールスイッチ
コンビネーションスイッチに3本目のレバーとして追加されることが多い。上下に操作して使用する。
乗用車ではON-OFFの1段制御の仕様だが、
大型トラックでは、レバーポジションは2~4段階なっており、オートクルーズコントロールスイッチで速度調整を行う車種も多い。大型トラックのエンジンブレーキは乗用車に比べ効かず、ちょっとした降坂でも加速する。そのため、坂路の勾配とバランスするように補助ブレーキを順次重ねて行く。(例:1段目 排気ブレーキ、2段目 圧縮開放ブレーキ、3段目リターダー弱、4段目リターダー強など)
ブレーキランブの点灯は1段目の排気ブレーキでは点灯させず、2段目から連動する設定が多い。これは、過去に、積車で0.01G程度と制動力の弱い排気ブレーキの作動毎にブレーキランブが点灯し、後続車とトラブルになるなどの問題が多発したことが理由。
画像は東海理化電機製作所製クルーズコントロールスイッチ。
サイズ
100㎜~150㎜
構成
レバーASSY、接点、コネクター
材質
ガラス繊維強化ポリアミド樹脂PAなど
工法
射出成形