インストメーターとは

インストルパネル内のメーター類の総称。スピードメーター他 様々な計器類がある。

クルマのインストメーターは常時、目に触れるものでクルマの商品性にかかわる重要な要素と考えられている。インストメーターも流行があり、1980年代においては「6連メーター」などスポーツ性が重視されたり、2000年以降は横長のデジタルメーターも多く採用された。

近年は、画像処理プロセッサーの進化により、表示遅れが解消されるようになり、従来スピードメーターが配置される特等席が、デジタルマルチディスプレイとして置き変わったモデルもある。ナビゲーション、オーディオ、走行状況などの情報を集約することができ、目線の移動が少なく安全面の向上が図れるが、ドライバーの好みも多様なため、従来形のメーターも表示できるようにしている。

しかし、液晶の可視性は必ずしも良いと言えない状況であり、可視性に優れ、曲面化が可能な有機EL等も研究されている。

また先進EVモデルなどでは、インパネがスマホ化し、適宜最新情報に置き変わるモデルも登場している。インストメーターの大幅なコストダウンが図られている。

画像はマレリ製インストメーター。

サイズ:

200㎜~500㎜

構成:

スピードメーター、エンジンタコメーター、フューエルメーター、水温計/油温計、ボルトメーター、インジゲーターランプ、ウォーニングランプ

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