アルミ低圧鋳造部品(金型)

金型を用い、溶湯表面を加圧することにより、給湯管を通じて溶湯を上向きに押し上げ鋳型内へ下側から注湯する。シリンダーヘッドやアルミホイールなどの強度が必要な自動車部品に用いられる。長所は欠陥の少ない寸法精度が良い高品質な鋳物となるが、短所は鋳造サイクルが劣り生産性が低下する。

サイズ 

50㎜~500㎜

材質

アルミニウム合金など

工法

るつぼの上部に金型を置き、溶湯表面に、0.01~0.06MPaの低圧の空気圧を付加して、金型と溶湯をつなぐ。ストーク(給湯管)を通して溶湯を上向きに押し上げ鋳型内へ下側から注湯する。低圧力下で凝固させる。 湯口部の凝固が完了した時点で、加圧を停止しストーク内の溶湯をるつぼに戻す。

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