冷却ファンカップリング
ラジエーターが前面配置の場合は、ファンは走行風と同じ方向、引き方向に風の流れを起こす。冷却ファンが適切にレイアウトできるFR車など縦置きエンジンにされる場合に使用される部品で、空気の温度を感知しファンの回転を制御する。
始動直後のエンジンは温度が低く、燃焼効率が悪い。そのため、できるだけ早く温度を上げて最適な温度を保つため、ファンは低温時には回転しない様に制御される。
構造はバイメタルによって規定温度で駆動するスライドバルブとシリコーンオイルの出し入れによる粘性継手から成る。
画像はアイシン精機製ファンカップリング。
サイズ
100㎜~200㎜
構成
バイメタル、スライドバルブ、ケース、カバー、シャフト、ローター、シリコーンオイル