エアコンレシーバー
冷媒はコンプレッサーとコンデンサーで約60度Cの高圧液体にされるが、その後エアコンレシーバーで微細な不純物を取り除いたあとエキスパンションバルブで霧化されて約10度の常圧気体に戻される。その冷気を室内側に設置されたエバポレーターを通過させると同時にファンによって冷風を室内に送る。この時に空気から取り除かれた熱（湿気／湿度）が結露（水滴）となって車外に放出される。
エアコンレシーバーはこのエアコン冷却回路において、コンデンサーの出口に設置される水分やゴミを除去するフィルター。
コンデンサーで液化しなかった気体冷媒も分離し、液状の冷媒だけを次工程に送る装置。冷却サイクル上、負荷の変動で冷媒の量も変わるので、冷媒の変動量を吸収させる役目もある。
サイズ
200mm～300mm
構成
ローワータンク
マニホールドブロック（インレット、アウトレット）
内臓部品（ドライヤー、ストレーナー）
材質
冷間圧延鋼板
工法
プレス（ロワータンク）→部品組立（ドライヤー、ストレーナー）→溶接(マニホールドブロック)
