エアバッグECU

エアバッグECU

エアバッグ作動の判断。時速20km/h以上で作動。故障を検知すると警告灯が点灯して運転者に故障を知らせる。また、電気系統も高い信頼性が求められるため、断線検知はエンジン始動時毎に行われる。ワーニングランプ自体の故障(球切れ)もチェックのため、イグニッションONで毎回、一度点灯しその後消える仕組みになっている。仕組みは一般には周知されていないので、わずらわしく思われているが重要な動作となっている。

エアバッグは、パッシブセイフティ技術。シートベルトとの組み合わせを前提にして衝突時に乗員を保護するために開発された。乗員保護装置がエアバッグであり、その制御装置がエアバッグECU。加速度センサ等により衝突等が検知されると、エアバッグECUがエアバッグを展開させる。
エアバッグは自動車部品としては特異な性格を持ち、定期点検(車検を含む)・交換をしない。そのため、高い信頼性が求められる。

シートベルトも収縮するプリクラッシュシートベルト装着車ではエアバッグと同時制御が行われる。

画像はエアバッグECU&センサ。

<サイズ>50㎜~100㎜
<構成>電子基板、金属筺体、コネクター
<システム構成>
・ECU:乗員検知ECU、エアバックECU
・センサ:衝突検知センサ(前突用、側突用)、乗員検知センサ(座席荷重センサなど)
・アクチュエータ:エアバックアクチュエータ、エアバッグ)
<協調制御ECU>
プリクラッシュシートベルトECU

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