ブレーキディスク
ディスクブレーキ方式のブレーキに用いられる円盤状の部品。車軸とともに回転する。
制動と同時にブレーキディスクによって摩擦力(運動エネルギー)を熱エネルギーに変換し空中に放出する。ブレーキディスクの形状はベンチレッテッドとソリッドの2種類がある。フロントは冷却性のよい中空のベンチレーテッド式が多い。
ブレーキディスクの材料は、摩擦材との相性が最も重要で、摩擦面に潤滑性能に優れる片状黒鉛が析出するねずみ鋳鉄FC材が使用される。また、ブレーキ鳴きが発生しやすいため、高減衰性が要求される。材料配合は各社のノウハウだが、カーボン量が多いFC100~200クラスの特殊ねずみ鋳鉄が使用される。
摩耗が進み、摺動方向で厚さのばらつきが発生すると高速走行におけるブレーキジャダーと呼ばれる車体振動の発生が懸念されるため、均等に摩耗する性能が要求される。
画像はキリウ製ブレーキディスク。
サイズ
外径 160~350mm
構成
フロントは冷却性のよい中空のベンチレーテッド式が多い。
リヤは要求される性能によりベンチレーテッドやソリッドが使い分けられ、内側にパーキングドラムを組み込めるハット型もある。
材質
FC100~200クラスの特殊ねずみ鋳鉄
カーボン量が多く、鳴きずらい材質設計を行っている。
工程
機械加工(旋盤、穴孔加工)→コーテイング
要求
材料:高減衰性
加工:面ぶれ極小