カーオーディオ
自動車に搭載される音響機器。
カセットテープ→CD(→MD→連装CD)→DVD→HDDCDプレーヤー→SDカード式→IPOT→スマートホーン配信サービスなど音楽媒体の変化のスピードは自動車のモデルチェンジ期間よりも速いため、音楽プレーヤーシステムは中古車などでは時代遅れとなることが多い。
一方、近年はオーディオ、カーナビ、補器コントロールがコンピューターソフト面で一体化されたり、タッチパネル化されたりしているが、この部分の機能の応答性や信頼性が低下している。
昔は自動車部品の信頼性の高さとパソコンのような弱電製品の信頼性の低さには大きな隔たりがあったが、近年は車載オーディオもパソコン化して、以前のクルマでは考えられなかった突然のフリーズなどが発生している。
直接走行性能に関係ないオーディオ部品といえども、パワートレインECU並みの信頼性を目指さないとクルマ自体の信頼性が損なわれ、走るのが怖くなるユーザーも出る。
通常、自動車部品の量産変更は設計通知や図面が永久保存され、設計責任者は特定され、刑事責任を問われることもある。オーディオソフトのバージョンアップはほぼ毎月行われているが、内容がティーラーには知らされていないことも多く、設計図面並みの管理や情報の共有化が求められる。パソコンの「バグ修正」という、ブラックボックス化された安易な変更をクルマの設計に持ち込んではならない。
サイズ
1DIN高さ50mmx幅180mm または2DIN高さ100mmx幅180mm、奥行規格なし160mm
構成
カーオーディオ(CD,MD,HDD,SD,USB,Bluetooth)、オーディオアンプ、チューナー(AM,FM,TV)、スピーカー、オーディオイコライザー、CD/MDチェンジャー