エンジン冷却装置

エンジン冷却装置

エンジン冷却水は-15~-40℃程度まで凍らないロングライフクーラントLLCを使用する。LLCの主成分はエチレングリコールで水よりやや粘度が高く、誤飲防止のため着色され、緑色や赤色の液体が使用されている。

エンジンは発熱が大きく、この熱で過熱状態になることをオーバーヒートといい、ノッキングなどの異常燃焼が発生したり、エンジンオイルの潤滑性能も低下する。それらを防ぐため、水冷エンジンに備えられている冷却装置のこと。反対に冷えすぎはオーバークールといいい、低温状態では燃焼状態も悪化する。

ラジエーターキャップは規定以上の圧力を逃がす加圧弁、負圧になった場合に開く負圧弁、冷却水の点検口の3つの役割がある。

冷却水の循環はウォーターポンプで行い、低温ではラジエーターを循環しないが、規定温度以上で循環回路中のサーモスタットが開きラジエーターを循環する。

回路にはラジエーターリザーバータンクがある。半透明であり、冷却水は緑色か赤色のため、目視で水量点検ができる。

冷却ファンは、規定以上の水温で強制冷却を行う。 奇数フィン、不等ピッチ、不等羽根形状等、経験工学で静音化設計を行っている。冷却ファンコントロールはファンがエンジン駆動の場合、ファンカップリングのバイメタルによりファンの回転を制御する。電動ファンの場合は水温センサーの情報で電子制御する。

冷却装置や冷却水の流路を設ける必要があり、部品点数が多く、完全なモジュールにできないことが欠点。

サイズ

1000㎜

構成

エンジン冷却モジュール、冷却ファンモジュール、冷却ファンコントロールモジュール、冷却回路部品

□エンジン冷却モジュール

ラジエーター、ラジエーターキャップ、ラジエーターリザーバータンク、ラジエーターマウントゴム、ラジエーターマウントブラケット

□冷却ファンモジュール

冷却ファン、ラジエータファンシュラウド

□冷却ファンコントロールモジュール

電動ファン・・・電子制御ECU、(リレー、水温センサー)

□冷却回路部品

ウォーターポンプ、ラジエータホース ラジエーターホースクリップ ラジエーターリザーバータンク、サーモスタット、水温センサー

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