■燃料キャップ
燃料を封入し外部へ漏らさないようにするためのキャップ。
給油のための開閉できる構造となっており、また減った燃料分の体積の空気を取り入れる弁が設定されている。課題は給油時における静電気に起因する引火事故の防止で、導電性の材料が使用される。
日本車は車内からのリッドオープナーがあり、燃料キャップには鍵は付属しない仕様が多い。
一方、外国車では盗難防止のために錠の付いた燃料キャップが多い。車内からのリッドオープナーはなく、場合によっては自由に開け閉めはできる仕様が多い。
サイズ
50㎜~100mm
構成
キャップ、リリーフ弁
■リッドオープナー
運転席から操作レバーでリッドを解錠するシステム。レリーズワイヤー式手動解除方式と電磁弁式電気解除方式がある。
<操作レバー>
サイズ:50mm~100 mm
材質:POMポリアセタール樹脂 ガラス繊維入り
工法:射出成形
電磁弁式では室内のリッドオープナーを省略したドアロック連動型などがあるが、燃料キャップには鍵は付属しない仕様なのに、リッドが自由に開く仕様もあり注意を要する。