ヒーターコア
水冷式エンジンの自動車の場合に使用される車内暖房の熱交換器。ヒーターコアは暖められたクーラント液を流すチューブと送風を通す放熱フィンで構成されている。
クーラント液は、その液温が100℃近くで維持されるように設計されてる。そのままヒーターコアで放熱してしまうと室温が上昇しすぎるため、ヒーターソレノイドバルブを用いてヒーターコアに流入するクーラント流量を調節している。また、ヒーターコアの放熱フィンを通過するエアコン風量を変化させることで、求められた温度設定に合致した温風が出せるようにしている。
画像はケーヒン製ヒーターコア。
サイズ
200㎜~300㎜
構成
チューブ、フィン
材質
アルミニウムクラッド鋼(アルミニウム合金+低融点ろう材)
工法
加熱炉にてろう付け