フードとは
ボンネットともいう。面積が広い割に薄板のため、内側にフードリッジレインフォースを溶接し剛性を向上させている。
近年の交通事故の研究で、フードとの衝突で多くの犠牲者がでていることが解り、歩行者保護のため、衝撃吸収フード、ポップアップフード、歩行者用エアバッグが開発されている。
衝撃吸収フードはエンジンの隙間を確保して歩行者の頭がエンジンに衝突しないようにしている。
ポップアップフードはクルマが歩行者と衝突した際、エンジンフードの後端を瞬時に持ち上げる技術で、フードとエンジンの間にエアバッグのような装置を組み込む。
歩行者用エアバッグはセンサーを用いて時速20〜50kmの速度域で歩行者と衝突した場合に作動し、フードからエアバッグが展開する。
サイズ
1000㎜~2000㎜
構成
フードパネル、フードリッジレインフォース、フードロック、フードヒンジ