2.4GHz帯の無線方式Bluetooth通信に対応するワンチップIC 。通信インターフェース、メモリー、アンテナ、CPU(Bluetoothプロセッサ/Wi-Fiプロセッサー)を組み込んでいる。ECUの簡素化になる。
Bluetooth(ブルートゥース)は、近距離無線通信規格で、2.4GHz帯の無線周波数を利用した通信モジュール。 国際標準規格では、IEEE 802.15.1である。10m程度の近距離の通信規格で、消費電力が少なく周辺機器との接続に適している。ホビーラジコン用と同じ2.4GHz帯を利用しているため、無線免許認可が不要で利用できる。
Wi-Fiは高速で広範囲の通信が可能でインターネット接続に適している。
Wi-Fi(ワイファイ)とは、無線LANに関する登録商標である。Wi-Fi Alliance(米国に本拠を置く業界団体)によって、国際標準規格であるIEEE 802.11規格を使用
動作温度範囲:-40~+105℃
SoC構成
1.CPU:Bluetoothプロセッサ、Wi‐Fi プロセッサ
2. メモリー:フラッシュROM(Bluetoothソフトウェア、Wi‐Fi ソフトウェア)
3. 入出力インターフェース
USBなど外部デバイスとの接続用のインターフェースを搭載。
4. 通信機能
Bluetooth、Wi-Fi など各種通信プロトコルに対応し、ネットワーク接続やデータの送受信ができる。
画像は村田製作所Bluetooth/Wi-Fi統合チップ(CES2018より)
サイズ:20.9x17.4x2.6㎜