ACインバーター(家電用)は純正の車載装置で、ハイブリッド車などの車載の走行用高圧バッテリーを使用する。コンセントの設置場所はコンソールの下部やラゲージルームの横壁の場合が多い。100V交流家電の1500Wまでの使用を可能にする。当初はアウトドアを趣味とする限られたユーザーを想定していた。近年は災害の多さから、車齢中一度も使わない装備と考える人にも、非常時給電システムとして販売している。一般家庭の4~5日分の電力が供給できるという。
サイズ 200㎜
画像は豊田自動織機1.5kW ACインバーター
JAPAN MOBILITY SHOW 2025より
ガソリン車の場合は、カーメーカーでは推奨しないが、市販メーカーから、12Vを昇圧するACインバーターが市販されている。シガーソケットがコンセント電源となり、100W~300W仕様となる。使用電力の多い家電を使用するとヒューズが切れる。バッテリー上がりを注意しながら使用する。
