パイロヒューズ

電動車は高電圧化が進んできており、溶断型EVヒューズに対して、さらなる安全対策として、機械的に電流回路を切断するパイロヒューズも開発されている。

構造は、エアバッグのしくみを応用した機械式の遮断器で、衝突を検知すると同時に小さな爆発を起こし、高電圧バスバーや高電圧ハーネスを切断する。反応時間は2ms(0.002秒) で、ショートによる火災や乗員や救助者の感電を防止する。電池ケースに搭載されることが多い。

サイズ:例

350A用:全長100㎜x全幅60㎜x全高60㎜

200A用:全長70㎜x全幅20㎜x全高45㎜

構成:バスバー、遮断器(ケース、点火器、ピストン)

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