電気抵抗溶接の一種。自己溶融法で溶加材不使用。主に薄板どうしの接合に用いられる。スポット溶接は、銅電極で重ねた金属材料を挟み込み、加圧状態のまま数千~数万Aの大電流を短時間流すことにより、抵抗発熱で材料がいったん溶融しその後に凝固すると接合される。接合部にはナゲットといわれる凹みと焼けあとが残る。アルミニウム合金は電気抵抗が小さく抵抗発熱も小さい為適用例は少なかったが、近年の軽量化の流れでアルミ合金のスポット溶接法が開発されている。
材質
薄板鋼板
溶加材:不使用
工法
電気抵抗溶接、自己溶融法