異なる2種類の樹脂を1つの成形品に1サイクル内で2回射出し熱融着させる技術。
射出成形機、金型共に特殊仕様となる。射出成形機は2本のノズルがある。金型も2つの異なるキャビチィ―(掘込み)から成り、1次射出位置のキャビチィ―が回転し2次射出位置に移動し重ねて2次射出を行う。
注意点は材料の選択で、異材の場合は融着しない組み合わせもあり、組み合わせには制限がある。また、化学的な結合であり接着などの方法に比べて強度があるが、アンカーなど形状的な結合でも強化し、2つの部品を融着させることが推奨される。
工程短縮によるコスト低減になる。
構成
二色射出成形機(2ノズル)
材質
熱可塑性樹脂1~2材質
工法
型締め →1次射出 →成形・冷却 →型開き→
型回転→2次射出→成形・冷却 →型開き→取り出し