金型に溶融金属を流し込み成型する重力鋳造法。鋳肌面品質や精度が求められる部品で使用する。自動鋳造機には定置式鋳造機と傾斜式鋳造機がある。近年は、品質向上のために、金型を傾斜させながら溶融金属を注湯する傾斜式鋳造法が主流になっている。定置式鋳造機に比べての長所は注湯時の溶融金属の乱れが少ないことから、ガスの巻き込みが少なく品質のよい製品が得られる
金型鋳造の長所は繰り返し使用でき経済的で、結晶粒が微細となるため機械的性質に優れている。短所は、金型は高価なため大量生産でないと、製品代も高価になる。
サイズ
50㎜~1000㎜
材質
アルミニウム合金など
工法
金型に離型材塗布→型閉じ→型締め→注湯→凝固冷却→型開き→取り出し→仕上げ→熱処理→ショットブラスト→検査