TIG溶接

Tungsten Inert Gas weldingの略。空気中のアーク放電を利用し、シールドガスには不活性ガスであるアルゴンガス100%を使用する。溶加材はワイヤーを使用するが、電極としては使用せず、別にタングステン製の電極を非消極電極として使用する。タングステンはアークの発生と溶接電流が安定しているため、コントロールが容易で安定して溶接することができる。

また、スパッタ(細かい金属の粒子の飛び跳ね)の発生が少なく、ステンレスやアルミ合金の溶接に向いている。

TIG溶接では変形や板の裏面の焦げに注意する。

サイズ

100㎜~2000㎜

構成

溶加材ワイヤー、シールドガス(アルゴン100%)

材質

適用材:ステンレス、アルミ合金

工法

自動溶接機

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