インホイールモーター

インホイールモーターは、EVの駆動系レイアウトの一つ。ホイールの中に装着できる電気モーターで、各輪に装着され、タイヤを直接駆動する。
減速機やデフは必要としないが、一方で、ブレーキやインバーターが一体化される必要もある。メリットは車体にモーターなどのスペースを用意しなくて済むため、車室が広くなる。冷却システムは空冷、油冷などが開発されている。試作車は多く開発されているが、まだ市中では、EVとして市販されていない。
左右輪の独立制御も可能で、タイヤの回転差でコーナリングも可能になるため、ハンドル操作に対する旋回時のクルマの挙動制御である車両ダイナミック制御も可能になる。

構成:駆動モーター、インバーター、ブレーキ
サイズ φ300~φ500㎜

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