繊維強化複合材料(コンポジット)

2つ以上の素材を組み合わせた複合材料(コンポジット)。自動車では、プラスチックを母材とし繊維を強化材として加えた高強度素材が使用される。また、成形が容易なため、ボデイなど3次元形状に加工され、金属の代替えの軽量化素材として使用される。繊維はガラスやカーボンなど、樹脂は熱硬化性または熱可塑性が使用される。組み合わせにより、以下のように区分される。

構成:
GFRP(Grass Fiber Reinforced Plastics) :ガラス繊維x熱硬化性樹脂
GFRTP(Grass Fiber Reinforced Thermo Plastics):ガラス繊維x熱可塑性樹脂
CFRP (Carbon Fiber Reinforced Plastics):カーボン繊維x熱硬化性樹脂
CFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo Plastics):カーボン繊維x熱可塑性樹脂

サイズ:100㎜~2000㎜

材料:
繊維形状:連続繊維フィラメント、チョップド短繊維
樹脂:熱硬化性樹脂または熱可塑性樹脂
中間材:プリプレグ、SMCシート、押し出し材(連続繊維混錬)
工法
<オートクレープ法(高温高圧炉)>
FRP、ドライカーボン
<熱プレス法>
RTM工法(連続繊維CFRP)
PCM工法(プリプレグ織布CFRP/CFRTP)
SMC工法(ランダムシートCFRP/CFRTP)
LFT-D(連続繊維CFRTP)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする