レーザーエッジング

レーザーエッジングは、レーザー光を使用し対象物へ表面加工を行う。規則性高い加工ができることが特徴。加飾加工のほか、接合部材の下地処理や、摺動部材に適用できる。
摺動部材などでは、成り行きではなく、設計者の意向に沿って、油溜まりなどを形成することができ、摩擦係数のばらつきを制御できる。

レーザー加工機は全てガルバノスキャニング方式で、材質や用途に合わせて、CO2 (10,600nm)とファイバ(1,060nm)の2つの波長から選択する。
レーザー印字機では、レーザー光を走査する方法にはマスク方式とガルバノスキャニング方式の2つのタイプがある
注)
・ガルバノスキャニング方式:、反射鏡を用いてレーザー光を任意の方向に制御し、レーザー光をピンポイントで照射する制御装置
・マスク方式:印字などで使用する。レーザー光を面で照射し、マスクを通過した部分のみが照射される方式。 印字内容に合わせたマスクを用意する必要がある

構成:レーザー発振器、ガルバノメーター、集光レンズ、コントローラ
材質:鋼板、アルミ合金など
溶加材:不使用
工法:微弱レーザー(50W)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする