摩擦攪拌接合(FSW: Friction Stir Welding)は、近年、EVなどでアルミ合金の接合で使用される接合方法。回転ツールと呼ばれる円柱状工具を回転させながら摩擦熱を発生させ、回転ツールを移動させて接合する。軟化した材料は回転ツールによって攪拌され、回転ツールの後方で固相接合される。シールドガスが不要、粉じんが発生しない、といった利点がある。
従来、内部欠陥が多く溶接ができなかったダイカスト部品の接合などでも、摩擦攪拌接合(FSW)が活用されている
装置構成:マシニングセンターなど回転機構、回転ツール、制御ユニット
回転ツールサイズ:φ20㎜
材質:アルミ+アルミ
工法:摩擦攪拌接合(FSW: Friction Stir Welding)