レーザースクリューウェルディング(LSW:Laser Screw Welding)は
アルミ接合用のスポット溶接代替工法。レーザーを使用したスポット溶接と比較して溶接打点のピッチを短くできる溶接技術でボディ剛性を高めることができる。
レーザースクリューウェルディング(LSW)は、レーザー溶接の隙間なく接合部を接合できる利点とスポット溶接の作業効率が良い利点を併せ持つ。
ボデイへのレーザー溶接は、これまではレーザー溶接は線状で行っていたが、レーザースクリューウェルディング(LSW)に変えることで、サイクルタイムを短縮できる。高速で円形状の溶接を打点し高剛性のボディを組み立てることができる。
一般的なレーザー溶接は隙間なく接合部を接合できる利点がある反面、スポット溶接と比較して作業する時間が長いという欠点があった。
一方、スポット溶接は作業効率が良い利点がある反面、ある程度の打点間隔を必要とするため、レーザー溶接と比較すると接合剛性面で劣る欠点があった。
サイズ:φ15~φ20
材質:アルミ+アルミ
工法:打点ピッチ30~35㎜、最大隙間0.3~1㎜
レーザー出力 6KW