燃料電池スタック空気供給バルブ とは

エア ーコンプレッサー からスタックへ供給される空気の圧力を制御する。また、生成水の凍結による作動不良を解消する。

写真:左上 (カソード圧力制御弁 )

構成:カソード圧力制御弁、エアバルブモジュール、エアーコンプレッサー

■カソード圧力制御弁

燃料電池のカソード(空気極)での酸素圧を調整する。

サイズ:150~200㎜

構成: バタフライバルブ、駆動モーター

材料:本体PPS樹脂、シャフトおよびバルブ材にステンレス鋼

工法:バルブボア撥水コーティング

■エアバルブモジュール

発電時に供給されるエアを「調圧」「分流」し、発電しないときにエアを「封止」する。

排気排水弁は、高圧水素による脆化や、燃料電池セルスタックから生成される水による腐食・さびを防ぐ。

サイズ:200~300㎜

材質:PPS樹脂

工法:ブロー成形

■エアーコンプレッサー

超高速回転の遠心式ポンプ。始動後、絶えず酸素と水素を燃料電池スタック内で反応させるため、エアーコンプレッサーはアイドリング時の小流量から加速時の大流量まで、効率よく大気を吸引・圧縮する。

サイズ:200~300㎜

構成:増速機付き遠心ポンプ、モーター

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