ヘッドランプECU

主に、LEDヘッドライトの配光パターン制御を行うECU。
ヘッドライトは、電球、ハロゲン、キセノン、LEDと時代とともに変遷されているが、現在、世界的にLEDをヘッドライトに採用する車種が急速に増えている。消費電力が少なく、長寿命でもある。また、設計の自由度が高いために、ボディデザインにマッチしやすいという特徴も持つことが評価されている。
また、安全面でも評価され、LEDは常にハイビームとしながら対向車のみに防眩効果を発揮する“防眩ハイビーム”にも発展させることも可能なため、近い将来はローエンドの車両にも幅広くLEDが採用されていくことが想定されている。これらはすべてLEDのマルチ光源によって実現できるもので、ヘッドランプECUが搭載される。

(注)
・配光パターン制御:片側ハイビームや部分遮光などいろいろな遮光によって照明の光の広がり方(配光特性)を制御

<サイズ>50 mm~100mm
<構成>
電子基板、筺体、コネクター
<ECU構成>
マイコン(演算部、メモリー部)、入力I/F、出力I/F
(入力)
センサーI/F(操舵角、車高、障害物検知ECU(カメラ、レーダー))
CAN I/F(車両制御ECU)
電源部(バッテリー)
(出力)
配光パターン制御I/F→ヘッドランプECU

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