キーレスエントリー/キーレススタート

リモコンボタン式の「キーレスエントリー」から、リモコン携帯式の「キーレススタート(スマートキー)」に進化している。

■キーレスエントリー
リモコンボタン操作でドアの解錠・施錠が行えるキー。
キーの表面に解錠・施錠のボタンが付いており、ボタンを押すことで離れた場所からでも車のドアの解錠・施錠ができる。エンジンをかける時には鍵穴に鍵を差し込み回す。キーレスエントリーシステムは一度ですべてのドアを施錠・解錠するため、「集中ドアロック」と同時装着になる。

<車とキーレスエントリーの通信の仕組み>
キーレスエントリーキーから315MHzの電波で固有のキー番号を送り、車両に搭載された受信機で認証されれば遠隔でドアの施錠・解錠ができる。

サイズ:50 mm~100mm
構成:電子基板、筺体、コネクター
システム構成:車体側 キーレスエントリーECU、運転手側 解錠・施錠のボタン付き金属キー

■キーレススタート
スマートキーとも呼ばれる。
キーをポケットやバッグに入れたまま、ドアノブに触れることでドアの解錠・施錠ができる。鍵穴に鍵を差し込まなくても、車内にキーを置いて、エンジンスタートボタンを押すと、エンジンのON/OFFが行える。

<車とキーレススタートの通信の仕組み>
1. 車側の発信機が常に周囲に微弱な電波を発信することで対象のキーレススタートキーを探す
2. キーレススタートキーを持った人が車に近付く
3. 車からの電波をキーレススタートキーが受信すると、キーレススタートキーが返答信号を発信
4. 車側の発信機がキーレススタートキーからの信号をキャッチし照合
5. 照合された状態でドアノブを触るとドアが解錠

サイズ:50 mm~100mm
構成:電子基板、筺体、コネクター
システム構成:車体側 キーレススタートECU、運転手側 リモコンキー

実際には、キーレススタートキーには、キーの表面に解錠・施錠のボタンが付いており、離れた場所からのボタン操作によるキーレスエントリー操作も可能になっている。また緊急用の金属キーも付属し、3とうりの使い方ができる。

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