カメラやセンサーから集められた画像データを処理する。
□アラウンドビューモニター
車両に載せた4 台の広角カメラ(前フロントガラス、後ナンバープレート、左ミラー、右ミラー)から、画像合成技術により真上から見たような画像を合成する。
□高度駐車アシスト(APA)
先進運転支援システム(ADAS)用途では、車両に載せた4 台のカメラに追加して12 台の超音波センサーで周囲を認識するSoCが早くから2017年に実用化されている。
3ステップの操作で駐車完了まで運転者をサポートする。縦列駐車や並列駐車、車庫入れなどの動作を、車両自身が自動で行う。
駐車可能なスペースを認識し、障害物がないなど安全を確認しながら、アクセルやブレーキ、ハンドル操作などの制御指令を行う。車載カメラで撮影した映像を高速かつ低消費電力で信号処理する。
システム構成
・駐車支援用SoC搭載ECU
・車両載カメラ4、
・超音波センサー12
サイズ 10㎜~20㎜
SoC構成:
1. マイクロ・プロセッサ(CPU)
2. メモリデバイス
3. センサー入力処理デバイス
4、画像処理デバイス
5. 入出力インターフェース
USB、Wi-Fiなど外部デバイスとの接続用のインターフェースを搭載。
6. 通信機能
Bluetoothなど各種通信プロトコルに対応し、ネットワーク接続やデータの送受信ができる。