トーションバー
ねじりバネ。バネ鋼のねじり特性を利用したパイプ状の部品。
トーションバーを活用した部品では、車軸懸架式サスペンションの一種であるアクスルビーム式サスペンションがある。左右均一に荷重がかかる状態の場合は、アクスルビームと一体になって上下動するが、コーナリングなどで片側の車輪の荷重が大きい場合、トーションバーにねじれ応力が発生し、その力を反対側の車輪へと伝えるためロールを抑えコーナリング特性を向上させる。
FF方式の後輪に採用されることが多い。
画像はヨロズ製リアビーム。
サイズ
1000㎜~2000㎜
材質
バネ鋼、中実丸鋼材
工法
熱処理→カチオン電着塗装