トラック・バス用ボディパネル
乗員の快適空間の提供、衝突安全性向上、積載量確保のための軽量化の役割がある。材料には冷間圧延鋼板を使用し、主にプレスとスポット溶接で構成される。
トラックは積車総重量が規制されており、自重が増えると積載量が減る。積載量表示のステップは50kgのため、1gのオーバーが積載量表示の50kgの減少につながり販売に影響する。そのため軽量化のニーズは高い。
バスは近年パノラマ型が多くなり運転席が下部へ移動し運転者の衝突時の安全性が低下している。そのため、独自で運転席を補強している運行会社もある。
方式
フレーム式
サイズ
1000~2000㎜
構成
フロアパネル、ダッシュパネル、ボディサイドパネル、ドアパネル、フードパネル、フェンダー、ホイールハウスパネル、サイドインパクトビーム
材質
冷間圧延鋼板(軟鉄)
ハイテン(高張力鋼板):骨格部
超ハイテン(超高張力鋼板):サイドインパクトビーム
PPポリプロピレン樹脂:バンパー
工法
プレス→アーク溶接、スポット溶接