フレームとは
自動車の基本構造。強固なフレームをつくり、ボディを乗せる強度部材のこと。セパレートフレーム(ラダ―フレーム等)、アンセパレートフレーム(スペースフレーム等)に大別される。
エンジン、トランスミッション、プロペラシャフト、アクスル、サスペンション、ステアリング、タイヤ、ブレーキ、ラジエーター、フューエルタンク、エキゾーストシステムなどドライブトレインを支える。
セパレートフレームは車の創成期には多く採用された。現在でもオフロード車や軍用車では、ボディが歪んでもフレームが無事なら走行できる「ラダ―フレーム構造」が採用されている。また、トラックでも重荷重に耐えうるように強固な「ラダ―フレーム構造」が採用されている。鋼材はコの字型の型鋼等が使用される。トラックの場合、走行に必要なすべての機構が組み付けられ、運転席を載せれば自走可能となる。
アンセパレートフレームはスポーツカーで多く採用される。スペースフレームが代表例で、鋼材は丸や角の中空鋼材が多く使用される。
画像はトヨタクラウン。
方式
セパレートフレーム(ラダ―フレーム等)、アンセパレートフレーム(スペースフレーム等)
サイズ
3000~10000mm