アウトサイドミラーとは

アウトサイドミラーとは

左右ドアに装着されている後方確認用ミラー。後方確認ミラーは室内と左右ドアに3か所設けられるが、そのうちの2か所。

昔はフェンダーに装着されたが、現在はドアに装着され、ドアミラーと呼ばれる。高級車では、先端が曲面になって視界を広めた複合曲面ミラーが採用されている。

ほぼすべての車種においてドアミラーは鏡面の角度調節(上下、左右)ができる。ドアミラーはヒンジ式になっており、根元から折りたたまれるため、破損等による怪我を防止する機能がある。また狭い駐車場で便利な電動格納式が多くなっている。

寒冷地ではミラーヒーターで雪や氷をとかす機能があると便利。また最近はウインカーを内蔵したものが増えており高機能化が進んでいる。

全般的に、機能デザイン優先となり、部品交換コストは考慮されなくなっている。そのため、交通事故等でミラー交換をすると高額になる。

2016年6月国土交通省が保安基準を改定し、自動車のバックミラーやサイドミラーに代えて、カメラとモニターで視界を確保する「ミラーレス車」の公道走行を許可した。もともと、アウトサイドミラーは死角が多く安全性の面では改良が必要な部品なため、将来はカメラとモニターに置き換わり、ドアミラーはなくなるとの予測もある。

画像は東海理化電機製作所製アウトサイドミラー。

サイズ

100mm~ 200mm

構成

鏡、本体、ステイ、ヒンジ

(電動)上下モーター、左右モーター、格納モーター、ミラーコントロールスイッチ

(寒冷地仕様)ミラーヒーター

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