カーナビゲーション
自車位置の表示と目的地へ誘導を行う。また、道路交通情報通信システムVICS(Vehicle Information and Communication System)による渋滞情報も充実しており、渋滞路回避などのシステムと連動している。最近は、衛星GPSに加えて、ジャイロセンサー(角速度センサー)を組み合わせて精度を向上させたハイブリッド式が主流となっている。しかし、高速道路とその下を走る一般道路とが識別できないことが多い。加速度センサーを搭載して高速道路入り口の登坂を検出したり努力しているが精度が課題となっている。
近年、コネクテッドの環境整備により、カーナビゲーションシステムは高機能化し、車載通信機器(DCM)、携帯電話、カーラジオ、テレビ、カーオーディオ(CD,HDD,SD,USB,Bluetooth)、と接続し、車内情報端末へと進化している。
しかし、画面はカーオーディオ等と共有化され、必要なときに地図が表示できないなどの弊害が目立っている。カーナビゲーションの画面操作のもたつきは事故の原因ともなるため、現在地は瞬時に切り替わるなどカーオーディオより優先するシステムが求められる。また縮小拡大ボタンが常時表示されない仕様や、性能のよくない手元タッチパッド仕様の場合では、画面操作がもたつくため注意を要する。
画像はパイオニア製楽NAVI。
サイズ
1DIN高さ50mmx幅180mm または2DIN高さ100mmx幅180mm、奥行規格なし160mm
構成
GPS外装センサー
ディスプレイ筺体(液晶ディスプレイ&タッチパネル、スピーカー、
コネクター、ECU、各種内装センサー)、
※1:ECU(画像処理IC、GPSセンサーECU、電子地図メモリー)
※2:各種内装センサー(地磁気センサー、ジャイロセンサー、加速度セン サー)