電気メッキ。自動車部品には塩害に強い三価亜鉛メッキが多用されている。過去には六価亜鉛メッキが使用されていたが、環境対応で使用されていない。
また、亜鉛メッキは酸化しやすいため、防錆効果と外観向上を目的に、後処理としてクロメート酸の化成処理が行われる。さらに焼き入れ部品などではメッキ後、水素脆性除去として3時間以内に200℃x3時間以上のベーキング処理を行う必要がある。
しかし、ボルトなど強度部品の場合には、できればこのメッキは避け、化成処理としたほうがよい。
材質(ワーク):
鋼材
工法
湯洗→脱脂→酸洗→電解洗浄→メッキ→湯洗→乾燥