A/T ECU

A/T ECU

ドライバーの意思や車両ダイナミック制御からの信号で油圧機器を作動させる。オイルポンプ駆動回路、A/Tソレノイド駆動回路などで用いられる。

ECU が搭載される場所はAT直載またはダッシュパネルの隙間で、AT直載の場合は振動条件が厳しい

学習機能付きECUの場合はドライバーのアクセルを踏むスピード、踏み込み量によって最適と思われるシフトプログラムをECUが判断して自動的に変更する。機敏な運転をするドライバーにはエンジン回転を上げてシフトアップし、ゆっくり運転するドラインバーには燃費優先のシフトプログラムに変わる。

<IC構成>
電源回路・・・12V系のバッテリ電圧をマイコン電源用の5Vに変換
入力回路・・・外部センサやSW信号の入力変換
通信回路・・・エンジンECUとのCAN通信
マイコン・・・制御演算処理、A/T ソレノイド電流バラツキ補正
ECU自己診断機能・・・電源異常、リレーチェック、各入出力信号の断線、短絡、CAN通信異常等
出力回路・・・オイルポンプ駆動回路、A/Tソレノイド駆動回路、メーター表示

画像は日立オートモティブシステムズ製トランスミッションECU

方式

電子制御式

サイズ

50㎜~100㎜

構成

電子基板、コネクタ、マグネシウム合金筺体

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