静電塗装

自動車のボディ塗装には静電塗装が使用される。静電塗装は対象物を帯電させ液体塗料をエアーで噴霧する。塗料の霧は逆の帯電で吸着させるので色ムラができにくい。

スプレー塗装に比べて、塗料ミストの飛散を極力少なくしているが、塗装効率は60~70%程度だったが、

近年、自動車メーカーラインで、エアーを使用せずに吹き出しヘッドの遠心力で塗布する静電塗装では塗布効率95%を達成している。

サイズ

10㎜~5000㎜

材質

熱硬化性塗料

ソリッドカラー メタリック
全厚 91μm 111μm
化成処理 化成被膜1μm 化成被膜1μm
下塗り エポキシ20μm エポキシ20μm
中塗り ポリエステル35μm ポリエステル35μm +アルミ粒子15μm +パールベース5μm
上塗り ポリエステルエナメル35μm アクリルクリヤー35μm

工法

前処理(湯洗→脱脂→水洗)→化成被膜下地処理(リン酸亜鉛皮膜→水洗)→水切乾燥炉→下塗り→中塗り→上塗り→焼付乾燥炉(160~200℃雰囲気で20~30分乾燥)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする