エアバッグセンサー
車両の衝突を検知するセンサー。機械式、電気機械式、電子式の3タイプがある。
機械式では衝撃感知は内蔵された鋼球が衝撃によって移動することで行われる。鋼球の移動により、押さえていたトリガープレートが外れ、点火ピンが移動し着火する仕組み。
電気機械式は衝撃感知は機械式と同様だが、接点を閉じることで電気信号を出す仕組み。
電子式はピエゾ素子などの加速度ピックアップで車両の減速度を電気信号としてとらえ、規定値を超えると点火装置に電気信号を出す仕組み。
センサーの配置はエアバッグモジュールとは別置きで、衝突を感知しやすい位置に搭載される。また、誤作動を防ぐためセーフィングセンサー、トンネルセンサーの2系統となっている。2つのセンサーの信号を受信するとエアバッグECUから点火装置に作動指示信号が送られる。
画像はコンチネンタル製エアーバッグコントローラー。
サイズ
50㎜~100㎜
構成
機械式(ボール、トリガーレバー、点火ピン)
電気機械式(ローラー、板バネ、接点)
電子式(ピエゾ素子)