A/Tシフトレバー

A/Tシフトレバー

ドライバーの意思を電子センサーや油圧機器に伝達する操作機構。

シフト・バイ・ワイアーの車両では、A/Tシフトレバーの配置はどこでもレイアウト可能になった。

また、シフトレバー操作の設計も自由で、シフトレバーが常に中立に戻ってしまうタイプや、ドライブとリバースの位置が反対に配置された車両などでは直感性が劣り、ギアポジションの認識がむずかしい車種もある。
また、シフトレバーのパーキングポジションが省略され、別の位置にプッシュスイッチ化されている車両などでは、操作が一つ多くなり頭を使い疲労が蓄積する。

イグニッションスイッチ、パーキングスイッチ、ATシフトレバー、アクセル、ブレーキは一連の動作だが、自動車各社で操作方法が違うと、レンタカーなど不慣れなクルマやパニック時には、とっさの動作ができないこともある。重大事故の遠因にならないように、とくにシフト・バイ・ワイヤーの車両は標準化や安全工学を考慮した最適化が求められる。

画像は富士機工製A/Tシフター。

サイズ

150㎜~200㎜

構成

シフトレバー、ボディ

シフトレバー

サイズ:100㎜~150㎜

材質:鋼管 電縫管

工法:パイプ加工、アーク溶接

ボデイ

サイズ:150㎜~200㎜

材質:ガラス強化ポリアミド樹脂

工法:樹脂成形機 取付部補強金具圧入

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