A/Tバルブ

A/Tバルブ

油路の切り替えや遮断を行う制御装置。リニアソレノイド(スプール弁)またはONOFF弁(ポペット弁)がある。

スプール弁方式は、プランジャピストンが左右に動き、嵌合長さを変化させることで絞り量と漏れ量を調整する大容量のバルブで、クラッチなどを直接動かす制御ができる。制御は、非電子制御式では、車速に応じた油圧とスプリングのバランスでスプール弁の位置が制御されていたが、最近は電子制御が多くなり、付随するA/TソレノイドがECUからの信号で電子制御される。

そのほか、ATソレノイドとポペット弁が一体となった小容量のONOFFソレノイドバルブも使用される。スプールバルブを切り換えてクラッチなどを間接的に動かす目的で使用される。

画像はジェイテクト製リニアソレノイドバルブ。

方式

電子制御油圧式

リニアソレノイド(スプール弁)、ONOFF弁(ポペット弁)

サイズ

50㎜~100㎜

構成

□リニアソレノイド(スプール弁):

ボデイ、スプール弁、スプリング

□ONOFF弁(ポペット弁):

ボデイ、ポペット弁、ボール

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする