EGRシステム
排気ガスを循環させ吸気に戻すシステムをEGR（Exhaust Gas Recirculation＝排ガス再循環）と呼ぶ。 EGRは、三元触媒が実用化される以前の1970年代に浄化できないNOxの低減対策として導入された。三元触媒が実用化され...
「エンジン」一覧
ディーゼル粒子フィルター（DPF）
DPF(Diesel Particulate Filter、ディーゼル微粒子捕集フィルター)：排出ガス規制においてNOx低減とともにPM(粒子状物質)の低減も重要な課題となった。このPM(粒子状物質)を除去するためにDPFが多くのモデルに搭...
触媒コンバーター（担持）
土台である担体に貴金属塩溶液に浸して、触媒物質である三元触媒、貴金属を付着固定させること。触媒として使用する材料の貴金属アルミナなどを水と混合しスラリー(泥状の液体)を精製し、触媒担体にスラリーをコーティング、コーティングされた触媒物質層を...
フューエルサプライシステム
フューエルタンク内の燃料をエンジンに供給するシステム。 現在では フューエルタンク内に備えられるインタンク式ポンプモジュールが多い。フューエルポンプモジュールとエバポシステムから成る。フューエルタンクから燃料噴射装置（インジェクター）に掛か...
エンジンベアリング
クランクシャフトのジャーナル部、コンロッドの端部、カムシャフトのジャーナル部、バランスシャフトなど自動車用エンジン内部の回転軸部には、すべり軸受が用いられている。 <エンジンベアリング（すべり軸受け）の適用部位> •メインベ...
エンジンバルブ
吸気バルブ 排気バルブがある。 ほとんどのエンジン形式方式（DOHC、SOHC、OHV）で使用される。 吸気バルブは耐熱500C。排気バルブは耐熱800度C。 サイズ：50mm～100mm 材質：吸気バルブ：マルテンサイト系耐熱鋼SUH...
可変バルブタイミング（VVT）
近年、高性能化により、バルブトレインは進化し、可変バルブタイミングVVT（Variable Valve Timing）が多くなっている。運転条件に応じて開閉時期や弁リフト量を変更できる。複数のカムプロフィールを備えており、バルブ開閉を行うロ...
電子スロットル制御システムとは
吸気システムにおいて、インテークマニホールドへの吸入空気量を制御するシステム。スロットル・バイ・ワイヤーとも呼ばれる。人間とインターフェースする電気信号制御システム（バイ・ワイヤー）では一番早く普及した。加速やアクセルオフは、アクセルの踏み...
ドライブプレートとは
AT車のエンジンのクランクシャフト後端に取り付けられ、 トルク変動を抑える役割を果たす。MT車のフライホイールと同じく、外周部にはエンジン始動時にスターターモーターのピニオンギヤが噛み合う. 画像は 左：ドライブプレート 溶接...
フライホイールとは
MT車のエンジンのクランクシャフト後端に取り付けられる弾み車。重量があり、この部品によりエンジンは滑らかな回転をする。 外周部にはエンジン始動時にセルモーターが噛み合うリングギヤが設けられエンジンの始動で使用する また、動力...
クランクケースベンチレーションシステムとは
燃焼室内からピストンとシリンダーの隙間を通ってクランクケースに溢れ出るブローバイガスは、そのまま大気に放出すると大気汚染を招くため、吸気回路へ戻して、燃焼室で再度燃焼させるシステム。 構成 クランクケースベンチレーションバルブ...
バランスシャフトとは
レシプロエンジンにおける振動抑制技術。 4気筒エンジンはクランクからの二次振動を除去出来ない。そのため、振動を相殺するためクランクシャフトの2倍で回転する1本のバランスシャフトが使用される。 三菱の4気筒エンジンのサイレントシ...
コンロッドとは
ピストンに加えられた爆発圧力をクランクに伝える役割。ピストンの往復直線運動をクランクシャフトの回転運動へ変換する。小端部はピストンピンと大端部クランクピンに搖動連結される。高い強度が要求されるため。合金鋼などの熱間鍛造品が使用される。断面...
ターボチャージャとは
吸気圧力を高めて、エンジンに供給する装置。ターボチャージャーは排気圧力を動力源とし、スーパーチャージャーはエンジンそのものを動力源とする違いがある。 吸気が高温になるためインタークーラーが必要になる。ターボチャージャーは昔、スポーツ...
ターボチャージャーとは
吸気圧力を高めて、エンジンに供給する装置。ターボチャージャーは排気圧力を動力源とし、スーパーチャージャーはエンジンそのものを動力源とする違いがある。 吸気が高温になるためインタークーラーが必要になる。ターボチャージャーは昔、スポーツ...
ハイテンションケーブル
旧車で使用されていた点火システムで用いられる。スパークプラグからディストリビューターを結ぶ高圧電流を流す配線ケーブル。 サイズ： 300㎜～500㎜ 構成： 電線ケーブル、プラグキャップ □電線ケーブル ...
触媒コンバーターとは
白金、パラジウム、ロジウム、イリジウムを主成分とし、排気ガスに含まれる三つの有害な排ガス（一酸化炭素CO、炭化水素HC、窒素炭化物NOｘ）を、無害なガス（CO2、H2O、N2）に変えて分解する。 触媒を担持する触媒担体、コンバーター...
キャニスターとは
フューエルタンク内において、気化するガソリンをキャニスター内部の活性炭に吸着させて大気中への放出を防ぐ。配管は3方向あり、燃料タンク配管、エンジン配管、外気配管がある。エンジンが作動中は燃料タンク配管の逆止弁が作動し、エンジンの負圧によっ...
フューエルフィルターとは
燃料タンクに設置されているフィルター。エレメントはろ紙製が多い。燃料を吸い上げる際に燃料から微細な異物を除去する。 ディーゼル用は微細な異物だけでなく水分も分離する。めったに交換しない消耗品だが、ガソリン車で10万㎞、ディーセル車で...
フューエルポンプとは
現在では フューエルタンク内に備えられるインタンク式ポンプモジュールが多い。 モジュールはフューエルポンプ、フューエルフィルター、フューエルゲージユニット（フロート付き機械接点式抵抗器）、プレッシャーレギュレーター、リリーフバルブ、...
