コンロッドボルト

コンロッドとクランクシャフトの接続部分を結合するボルト。首下が太く精度が高い圧入用のリーマーボルトが使用される。リーマーボルトの代わりにノックピンが使用される場合は通常のボルトが使用される。

コンロッドは上下に動くが、ボルトにかかる力は引張りだけでなく、コンロッドキャップを介すので曲げ応力がかかっている。そのため、適切な締め付けトルク管理と疲労強度が必要とされる。近年では、通常の弾性域締め付けではなく、ねじ切れ寸前まで強く締め付る塑性域締め付けが行われる場合もある。

サイズ

50mm～100mm

リーマボルト(首下が太く精度が高い圧入用ボルト)

合金鋼SCM材　超高強度　強度区分10.9または12.9または14.9

冷間鍛造→ねじ転造→熱処理(焼入焼戻)→表面処理（四三酸化鉄被膜）