シリンダヘッドガスケット

シリンダヘッドガスケット

シリンダーブロックとシリンダーヘッドの間に置かれ、燃焼時の機密性を保つ平面密閉用のシール材。耐熱性の高いフッ素ゴムFKMでコーティングされたステンレス薄板を積層で使用する仕様が多い。シリンダーボアや油穴・ウォータージャケットの部分には個別にシールが備えられている。平面のシールは単なる取付ボルトの締め付けでは、均等な面圧分布とすることは設計的に難しく、信頼性を高める工夫はガスケット側の弾性を利用し行っている。シール性、締付時厚さ均一性、耐クリープ(へたり)性などが求められる。

画像は日本ガスケットのシリンダーヘッドガスケット。

サイズ

500mm~1000mm

材質

ステンレス薄板0.05~0.3㎜、フッ素ゴムFKM20~30μm

工法

材料加工:薄板→洗浄脱脂→プライマー→ゴムスクリーン印刷

成形工程:プレス打ち抜き→プレスビード加工→組み合わせ接合

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする