キーレスエントリー

キーレスエントリー

キーを機械的に操作することなく、離れたところから集中ドアロックをリモコン操作できる装備。鍵を差し込んで開けたり閉めたりする手間を省けることがメリットで、近年の車には標準装備されている。仕組みは玩具のラジコンカーと同じで、リモコンの電波の周波数は日本では極超短波UHF帯の315MHzが割り当てられている。

課題は電池残量の表示がないため、電池が切れが突然起き、原因が車の故障と判断してしまうことや、キーレスエントリーのリモコンには緊急用の鍵が付属していることが周知されていないことなどが挙げられる。

また電池交換時は、電池の種類がわからないため、先に分解してボタン電池の種類を確認してから購入する必要もある。また、車両ディーラーの専売品で、市中で購入できないこともある。いずれにして不便なため、整備性の改良が求められる。

最近ではさらに進んだスマートエントリーと呼ばれる近接しただけで、解錠施錠する機構もある。車両から1m程度の電波域で、134KHzのLH帯の長波が発信され、電波域に入ると解錠、電波域から出ると施錠する仕組みになっている。

画像はユーシン製フリップキー

方式

キーレスエントリー:リモコン電波はUHF 帯極超短波 (315MHz)

スマートエントリー:車両発信電波は弱いLH 帯長波(134Hz)、

リモコン電波はUHF 帯極超短波(315MHz)

サイズ

40㎜~60㎜

構成

キーレスエントリー:電子キー(発信機)、ドアロック、ドアロックコントロー          ラー

スマートエントリー:電子キー(発信機)、ドアロック、ドアロックコントロー          ラー、車両側発信機

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