トルクコンバーター

流体カップリング。みかんの輪切り断面状の部品で、内部のオイルの流れを制御する。エンジン側がインペラー、ミッション側がタービンと呼ばれる。3要素式では中間の流れの方向を制御するステーターが追加される。

フィンの数は、 共振をさけるため たとえば29枚と31枚とか素数が多く、インペラーとタービンのフィン数は異なる。

交換部品の摩擦材を使用することなくクラッチ操作ができることが利点だが、欠点は10%程度のすべりロスがあり燃費が悪いこと。そのため、ロックアップクラッチ機構を追加して直結することで改良している。

もうひとつの欠点はクラッチが完全に切れずいう、とろとろ走るストール現象があるが、渋滞ではアクセルを離すだけで低速で走るために、逆に便利機能として認識されている。

方式:流体カップリング

サイズ:外径200㎜~300㎜

構成:インペラー、タービン、ステーター、ロックアップ機構、

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